よしもとばななさんの執筆された作品を紹介しています。
雫石の不倫相手、真一郎の協議離婚が成立した。新しい生活が始まろうとするその矢先、壁が立ち塞がる。 それは、真一郎の亡き親友が残した美しい庭と、その庭を守り抜こうとする若く魅力的な義母の出現だった。真一郎の思いを見抜き悩む雫石。
落ち込んだ自分を見つめ、自分が何に耐えられないのかを知ろうとする雫石の心の旅。