よしもとばななさんの執筆された作品を紹介しています。
霊能者の祖母が遺した予言通りに、インドから来た青年「ハチ」と巡り会った私は、彼の「最後の恋人」になった…。 運命に導かれて出会い、別れの予感の中で過ごす二人だけの時間―求め合う魂の邂逅を描く愛の物語。
ハチと過す時間が、唯一自分と私がデートできる、短くて切ない時だった。超能力を持つおばあちゃんは私が「ハチ公の最後の恋人」になると言ったけど…。
94年刊のラストシーンを手直しした新装版。