よしもとばななさんの執筆された作品を紹介しています。
チビラも二歳になった。子育てはなんとか無事に離陸し、安定軌道に乗せることができた気がする。 そして猛然と、「小説を書こう」という気持ちが湧いてくる。価値観をはっきりさせる人生こそが大切だと強く思う。バカでがむしゃらで楽しいことを必死で追求する自分の姿を、そのまま息子に見せたいとも思う。
子が育つと同時に私もまた、日々新たな気持ちで生まれ変わっていく―。