よしもとばなな 文藝春秋
神様はもしかして人間を愛しているのかもしれない 日常に慣れてしまうことで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情──。 心と体がひとつになって癒される短篇集。全13篇
「アロエが、切らないで、って言ってるの。」ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。 日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情―心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。
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