よしもとばなな ロッキング・オン

ひな菊の人生

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ひな菊の人生
【発売:2000年11月】

ひな菊25歳。生まれたときから父はなく、母も幼くして交通事故で亡くした。今は高春のところに居候して、おじさん夫婦の営む店でやきそばを焼く毎日だ。幼いころ別れた親友ダリアを今も思い出しながら…。
ひな菊の人生はドラマチックだけれども、ひな菊の毎日は決してドラマチックでない。他人に話すほどのことでもない。だけど、誰もがひとりで感じているようなこと。そんなひな菊の「つぶやき」が、「まゆ毛のない娘(こ)」を描く奈良美智のイラストで、見事にイメージ化される。
「ばななさんから原稿をもらっていろんなシーン、そのイメージを絵にしてみた」
「いつも強く奈良美智さんの絵をイメージして書きました」

と「あとがき」で称えあう2人によって生まれた本書は、1998年11月から2000年1月まで月刊誌「CUT」に連載された小説の単行本化。
赤い表紙は奈良美智のイラスト集、黄色い表紙が吉本ばななの小説。2冊が空色のボックスに収まった。中島英樹が装丁した布張りの本はビロードの感触が何とも心地よい。ぜひ手にとって確かめて。読んで、見て、触れて、味わう本。

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よしもとばなな/プロフィール

小説家。
1964年7月24日東京都文京区千駄木生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科卒。
ペンネームは、よしもとばななさんが好きなバナナの花に因んでいるそうですよ。
1987年、『キッチン』で海燕新人文学賞し、1988年には 泉鏡花文学賞を受賞。
1988年 、『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。
1989年 、『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。
数々の賞を受賞しているよしもとばななさん。
現在では、よしもとばななさんの作品が外国語に翻訳され、世界各国で出版されています。 著書には『哀しい予感』『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』『白河夜船』『TUGUMI』『とかげ』『アムリタ』『不倫と南米』『アルゼンチンババア』等の作品があり、幅広い作風で活躍されています。

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