よしもとばなな 新潮社yoshimotobanana.com
ひやっとする病気、ものすごく悲しい別れ。本当についてない年だったけど、気づけば、同じように生きていく仲間がいた。 人生で一番たくさん毛虫を見た台湾の陽明山をはじめ、沖縄、高知を旅し、三本の書き下ろしを執筆。
母、主婦、社長、作家の四本立てに寿命が縮む思いをしながらも、悔いなくすごそうとますます思う。―作家として、ひとりの人間として、考えつづける日々の記録。
よしもと ばなな 1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒。 ’87年「キッチン」で「海燕」新人文学賞、’88年単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、’89(平成元)年『TUGUMI』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞。 海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞を受賞。『白河夜船』『N・P』『アムリタ(上・下)』(紫式部文学賞)『不倫と南米』(ドゥマゴ文学賞)など著書多数。 2002年8月の『王国その1 アンドロメダ・ハイツ』刊行より、「吉本ばなな」から「よしもとばなな」に改名した
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